こんにちは、セツナゲームの管理人「あおむけ」です。
このブログでは「仕事や家庭で忙しい社会人ゲーマーでも楽しめるか?」という視点でゲームレビューをお届けしています。
今回レビューするのは、世界的大人気ゲームの 『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』 です。
シリーズ初のオープンワールドとなり、より探索の幅が広がった今作。限られた時間で社会人がこの大作を遊び切れるのでしょうか?
【結論】
メインストーリーは十分クリア可能です。私自身、2025年3月から開始して8月時点でプレイ時間は約63時間ですが、クリア時点では40〜50時間ほどでした。(かなり寄り道しています)
平日は夜30分、休日は1時間ほどのプレイでしたが、問題なくエンディングまでたどり着けました。短時間であっても「今日はジム攻略」「特定のポケモンを捕まえる」といった小さな目標を立てれば達成感があります。
社会人にとって「遊び切れるかどうか」は大事なポイントですが、本作は寄り道も含めて少しずつ進められるため、ストレスを感じにくい構造になっています。
※筆者はポケモンBW以来のプレイ
良かった点
ライドやファストトラベルが快適
今作では序盤からライドポケモンでの移動が可能。ストーリーが進むにつれて水上を進めたり、崖を登ったり、空を滑空できるようになります。
「向こうに見えるアイテムを取りに行きたい!」と思ったらすぐ移動できるため、オープンワールド特有の“移動が面倒”というストレスがほぼありません。
さらに序盤から解禁される「そらをとぶ」によるファストトラベル。一度訪れたポケモンセンターならいつでもワープできるので、限られた時間を“冒険そのもの”に使えます。

過去作では「なみのり」や「そらをとぶ」といった“ひでんわざ”を覚えさせる必要がありましたが、それが不要になったのは本当に快適でした。
家族で楽しむことができる
私がSVを購入したのは、子どもがポケモンに興味を持ったことがきっかけです。休日に一緒にプレイすると、フィールドを歩くポケモンに大興奮!
「次はピカチュウを捕まえよう!」と子どもの口から自然とポケモンの名前が出てくるので、親子の会話のきっかけにもなりました。

また、親がストーリーを進め、子どもがポケモンを捕獲する役割分担もできるので、一緒に遊ぶスタイルもアリです。家族持ちゲーマーには特におすすめできる作品だと感じました。
ポケモン育成の簡易化
今作では努力値・性格を調整するアイテムがゲーム内のお金で購入可能なほか、「すごいとっくん」で個体値を最大にすることも可能。

レベルアップで一度覚えたわざは自由に思い出すこともできるため、育成にかかる手間が大幅に減りました。
学生時代にBWを遊んでいた頃は「タマゴ孵化」や「努力値振り」に何時間も費やしていました。今思えば社会人になってからは到底できない遊び方です。
しかし今作では「ある程度時間をかければ、誰でも対戦用のポケモンを作れる」設計になっており、忙しい社会人でも環境に参加しやすくなっています。
気になった点
演出のテンポ
今作の目玉システム「テラスタル」。煌びやかな演出は初回こそ感動しますが、育成や金策のために周回を始めるとテンポの悪さが気になりました。
特に「学校最強大会」周回時、トレーナーごとに毎回セリフ&テラスタル演出が入るため、1周あたりの体感時間が長く感じます。社会人ゲーマーにとっては少しもどかしい部分です。

子どもにはストーリーが難解
子どもは飲み込みが早いので、タイプ相性やわざの概念といったゲームシステムは割とすぐ覚えてしまいます。
一方、ストーリーの理解は難しかったようです。自分だけの宝探し、スター団結成の秘密、エリアゼロの謎といった要素は大人でも少し複雑に感じる部分があるため、親が進行をフォローしてあげる必要があります。
説明や会話には漢字もあるため、未就学児の子どもを持つ我が家の場合、親がセリフを全て読み上げながら説明するハメに…
ただし、子どもはストーリーよりも「ポケモンを捕まえる」「育てる」といった部分に夢中になっているので、大きな問題ではないかもしれません。
【総評】
まとめ
半年間プレイして出した結論は「社会人でも無理なく遊べる」ということです。
仕事や家事で疲れていても「今日はジム1つだけ」「欲しいポケモンを捕まえる」と目標を小さく区切れば十分楽しめます。
ポケモンは世代を問わず愛されるゲーム。子どもと一緒に「どのポケモンが好き?」と話せるのは家庭持ちゲーマーにとって大きな喜びでした。
“社会人でも最後まで遊び切れる、そして家族と一緒に楽しめる”
これがポケモンSVの一番の魅力だと感じています。
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